銘木総研は、木と深いかかわりをもってきた日本において、山村をはじめとする地方の衰退・過疎化や森林の荒廃に問題意識を持ち、一方で日本文化が見直され、注目を集めていることに着目しています。
木を核として日本文化と結びつけることによって銘木保全、地域活性化、森林保全のための活動をしております。

調査・研究事業

日本各地の銘木を調査し、
そのいわれを深掘りすることで
「特別な木」としてフォーカスし、
地域の歴史や文化の価値を創造します。

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日本各地の木の中には銘木(めいぼく)と呼ばれ、由緒ある“いわれ”を持つものがたくさんあります。そして、その銘木は地域のシンボルとして人々の心のよりどころとなっています。
 
しかし、現在の日本では、人口減少や高齢化が進み、地域の人たちの関係性が薄くなり、文化の伝承が難しくなっています。その結果、銘木の“いわれ”も忘れ去られつつあります。
 
また、銘木が枯れたり倒れると、その銘木にまつわる歴史や文化は、人々から忘れられてしまいます。
 
そして、多くの木は「単なる木」として扱われ、その寿命を迎えます。
 
そこで私たちは、日本各地の銘木を調査し、その“いわれ”と関連する歴史や文化の深掘りします。そして、その銘木を中心とした地域の歴史や文化の価値を高めていきます。

こんなことをやってます!

日本各地にある銘木の調査

いろいろなリストから、日本各地の“いわれ”のある銘木の所在地、種類、樹齢、文化財指定の有無などを調査します。 同時に、銘木の健康状態や、枯死、倒木の危険性を調査します。

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データベース化

銘木の“いわれ”を調査してキーワードをつけてデータベース化します。

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“いわれ”の深掘り

銘木に関する歴史や文化に対して、周辺情報を含む深掘りを行い、SNSなどを通じて情報提供します。

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銘木保全事業

日本各地の銘木を守っています。

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銘木が持っている“いわれ”は、歴史や文化などに関心や興味を持つ人々にとっては非常に魅力的なものです。また、銘木は地域のシンボルとしての役割を担っています。
 
しかし、樹齢の長い銘木は倒れる可能性があります。倒れてしまうと、その大きさゆえに死亡事故や貴重な文化財の破損など、大きな被害をもたらすことがあります。
 
事実、日本では年間数十本の銘木が倒れており、近年はこれまでにない規模の台風や雨により、倒れる本数がさらに増えています。
 
こうした中、私たちは樹木医や造園業者と協力して、銘木の健康状態を確認して適切な治療をおこなっています。

こんなことをやってます!

クローンで後継樹を育成

国立研究開発法人森林総合研究所や地元自治体の林業試験場などと協力して、挿し木などにより銘木のクローン苗を増やします。
これにより、倒れた場合の後継樹とすることが可能になり、銘木の貴重な価値を未来につなげることができます。

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国や自治体と協力して保全を支援

国や自治体の天然記念物などに指定されている銘木については、文化庁や自治体と協力します。そして、必要な法的手続きを私たちが支援して適正な保全活動をおこなっています。
台風などにより突然倒木した場合は、
最優先で保全活動をおこないます。

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倒木の危険度調査

日本樹木医会と協力して、日本各地の倒木の危険性を調査しています。この調査をすることにより、事前に必要な保全活動をおこうことができ、予期せぬ事故や被害を未然に防ぐことができます。
銘木が倒木した場合は、その所有者から
木を譲り受けて商品化します。商品は
イベントや店舗で販売し、その利益の
一部を所有者に還元しています。

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イベント事業

イベントや商品の販売で
地域を活性化し、
銘木を後世に伝えます。

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近年、日本古来の文化の良さが見直され、衣・食・住をはじめ日本の原風景を思わせるものが注目を浴びて人気となっています。
 
「世界の巨樹・古木 歴史と伝説」(著書/ジュリアン・ハイト)で紹介されている“世界各国の100の巨樹や古木”では、桜、松、楠、杉など、日本の樹木が合計8本も紹介されています。日本で大切にされてきた樹木は世界的に関心が高いことがわかります。
 
私たちは、地域のイベントに参加して、魅力ある日本の銘木に関する展示・企画をおこない、商品を販売して地域の活性化につなげ、後世に残る存在となるよう取り組んでいます。

こんなことをやってます!

イベントの開催

自治体、業界団体、お寺、神社などが開催するイベントに参加し、演奏、ブース展示、商品販売などをしています。
例えば、倒れた銘木で二胡(中国の伝統的な擦弦楽器)を製作して演奏会を開催しています。

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銘木を使った商品の開発・販売

由緒ある銘木で作った商品は、一つひとつ表情が異なり、奥深いものがあり、唯一無二となるため非常に人気があります。
特に、ストラップ、ブレスレット、ぐい飲など、長く使えるものが人気です。
私たちはこれらを日本各地のイベント会場にて販売しています。

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間伐材を利用した大学オリジナル商品

大学が研究や教育のために所有している林では間伐材と呼ばれる木材が発生します。
間伐材とは、木と木が過密になりすぎないように計画的に伐採された木材のことです。
それを利用して、受験生、卒業生に対する記念品や、大学生協等で販売する大学オリジナル商品を製作しています。大学の利益だけではなく、間伐材の価値向上と林の保全に貢献しています。

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