2012年9月2日、頼朝杉が倒木。 樹齢800年以上を迎えていた頼朝杉は、その20年前から根元付近をはじめとして空洞化が進み、衰弱していました。倒れないように太い枝を伐採するなどの対処はしていましたが、 空洞だった根元が枝の重みに耐えきれず、頼朝杉はとうとう倒れてしまったのです。

  • 頼朝杉とは

    頼朝杉は推定樹齢約800年、高さは約30メートルもあったという。平治の乱で敗れ、伊豆に流罪となった頼朝公が智満寺に参籠(さんろう)し、源氏の再興を誓って自ら手植えしたと伝えられています。

  • 源頼朝

    源頼朝と言えば、「鎌倉幕府を開いた人物」として有名です。 源頼朝は、平安時代末期において、諸国に守護と地頭を置いて力を強め、平氏や奥州藤原氏を倒した後、全国を平定しました。1192年に征夷大将軍に命じられると、独立した政権を持つ武家政治を確立し、鎌倉幕府を開きました(年数は諸説あり)。 この政治体制は江戸まで続いたことを考えると、源頼朝は大きな功績を残したと言えます。

頼朝による手植えから、800年。
天然記念物だった頼朝杉は、今、生まれ変わるー。

2012年に倒木した千葉山智満寺(島田市千葉)の国指定天然記念物「十本杉」の一本「頼朝杉」を活用して、源頼朝公の御尊像を制作するプロジェクト【頼朝杉プロジェクト】が2022年1月1日に始動。

京都市在住の現代仏教美術界の重鎮、江里康慧仏師が制作を手掛ける。同市内にある江里氏の工房「平安仏所」で1月30日、頼朝杉に鑿(のみ)を入れる儀式が行われ、事業の成功を祈願。

頼朝杉プロジェクト委員会

頼朝杉プロジェクト

2022年1月30(日) 発足

私たち銘木総研は、名木を通した地域の活性、日本文化の継承に関わって行くことを目的としております。 その第一弾として、頼朝杉プロジェクトを発足いたしました。千葉山智満寺(静岡県島田市)で約10年前に倒木した推定樹齢800年の頼朝杉(元・国指定の天然記念物)を有効活用いたします。

源頼朝公 御尊像|厨子 制作

京都市|平安仏所

お像の制作目的は、頼朝公及び鎌倉文化に対する世間一般の関心を高めることであり、そして、頼朝公の功績を広く日本国中に、更にグローバルに周知することです。 お像は現代仏教美術の重鎮・江里康慧先生に制作していただきます。お像にお入りいただく厨子には江里先生の奥様で截金細工の人間国宝であった故佐代子様のご令嬢、江里朋子様に素晴らしい截金で伊豆の一望を表現していただきます。 頼朝公ゆかりの神社である鶴岡八幡宮に厨子と共に奉納することで、鶴岡八幡宮の発展に貢献したいと考えております。

江里 康慧 仏師

現代仏教美術界の重鎮、江里康慧仏師が制作

仏師。1943年生まれ。1962年京都市立日吉ヶ丘高等学校美術課程彫刻科卒業。仏師松久朋琳師・宗琳師に入門。独立後、父・宗平とともに仏像制作に専念。2003年京都府文化功労賞受賞。2007年財団法人仏教伝道協会より仏教伝道文化賞受賞。龍谷大学客員教授、同志社女子大学嘱託講師等を歴任する。

源頼朝公像 - 制作風景タイムラプス

2022年5月13日 更新

頼朝杉 プロジェクト始動

2022年1月1日


9年前に静岡県島田市で倒木した「頼朝お手植え」伝承の名木。
私たちは、この伝承をずっと追いかけてきました。
今、これが1つのストーリーに辿り着きました。
それを、歴史好きや年配者だけでなく、頼朝に馴染みのない若い人たちにも
ぜひ知っていただきたい。
ーそんな熱い思いをカタチにし、共感してもらえる活動が“頼朝杉プロジェクト”です。

詳しくはこちら

「平安仏所」にて、鑿入式を行う

2022年1月30日



樹齢800年の頼朝杉がいよいよ源頼朝公として蘇る鑿入れ式が完了しました。

詳しくはこちら

結縁交名

2022年7月下旬

像の胎内に賛同者のお名前を入れる儀式を行う予定です。

完成予定

2022年10月下旬

源頼朝公像完成記念式典

2023年5月上旬